いつくしみ深い友

友はどんなときにも愛するもの。

  兄弟は苦難を分け合うために生まれる。」   (箴言17:17)

 イエス・キリストは人間関係について多くの教えを残しました。その中で強調したのは、健全な人間関係は「相手にこうしてほしい」「相手が私のために何をするかな」という態度ではなく、「私が相手のために何ができるか」「私がこの人の良い友となるのにどうすれば良いか」という態度で築かれることです。

 「人が自分の友のためにいのちを捨てること、これよりも大きな愛はだれも持っていません。」            (ヨハネ15:13)

 これはイエス・キリストの言葉だけではなく、彼の人生そのものです。イエス・キリストこそが人を祝福しようと愛を尽くして生きていて、人のためにいのちさえ惜しみませんでした。寂しい人に愛情を、悲しむ人に慰めを、困っている人に導きを、先の見えない人に希望を、お腹の空いた人に食事を、社会から除外された人に友人関係を、罪を犯した人に赦しを、恐れている人に平安を、傷ついた人に癒しを、見下された人に尊敬を、人生をダメにしたと思った人に大事な役割を、与えてくださいました。出会った一人一人の人生を豊かにし、その賜物を活かしてくださいました。

 天国におられるイエス・キリストは今も、自分の友として、人を招き、その心に宿り、その人生に光を照らしてくださいます。賛美歌「いつくしみ深き」を聞いたことがありますか。

いつくしみ深き 友なるイエスは、罪とが憂いを とり去りたもう。

こころの嘆きを 包まず述べて、などかは下ろさぬ、負える重荷を

いつくしみ深き 友なるイエスは、われらの弱きを 知れて憐れむ。

悩みかなしみに 沈めるときも、祈りにこたえて 慰めたまわん。

いつくしみ深き 友なるイエスは、かわらぬ愛もて 導きたもう。

世の友われらを 棄て去るときも、祈りにこたえて、労わりたまわん。

 これは作曲家の経験だけではなく、イエス・キリストに出会い、その友となり、人生を変えられた数え切れないほどの人の経験でもあります。また、イエス様に愛されることで、人を愛することを学び、実践して、良い人間関係を築けるようになることもそうです。

 だれでも、イエス・キリストのような友に愛されたいではないかと思います。その気持ちを通して、イエス様は私たちに声をかけてくださいます。また、このように約束してくださいます。

わたしのもとに来る者を、わたしは決して捨てません。

見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいます。

 いつくしみ深いイエス様のことをもうちょっと知ろうとする方は、どうぞ、お近くのキリスト教会に足を運んでみてください。

この文章はいずみ教会のジョン牧師による