人を癒す言葉

言葉に力があります。人は自分が言った言葉、言われた言葉によって心が、人生が変わります。言葉は癒すこともできれば、傷づけることもできます。だからこそ2千年も人に知恵を教えてきた聖書には言葉の使い方についての教えがたくさんあります。ちょっとだけ紹介します。

「軽率に話して人を剣で刺すような者がいる。

しかし、知恵のある人の舌は人を癒す。」      (箴言12:18)

話す前に、静まって、相手の益、励まし、またその助けとなる言葉を考えると、相手に傷をつけ、関係を悪くすることがなく、むしろ相手を、また相手との関係を癒すことができるのです。

「真実の唇はとこしえまでも堅く立つ。

偽りの舌はまばたきの間だけ。」          (箴言12:19)

噓も方便ということわざがありますが、嘘が短期的に役に立っても、嘘でできたものは土台がないもので、いつか消えてしまいます。また嘘をつく人の言葉が信頼されなくなってしまいます。一方真実を話す人は信頼され、その人が建てようとするものは土台が強くて、堅く立ちます。

「賢い人は知識を隠し、

愚かな者は自分の愚かさを言いふらす。」      (箴言12:23)

今、話した方がいいか、黙った方がいいかを正しく判断することは知恵です。賢い人は知識があっても、「今はこれを言う時じゃない」場合は言葉を抑えます。それと違って、知識がなくても知識があるかのように話すことは愚かで、その人の無知を周りの人に表します。

「心の不安は人を落ち込ませ、

親切なことばは人を喜ばせる。」          (箴言12:25)

人間は心の中で、他人が知らない不安や苦しみや悲しみを色々抱えています。しかし、私達はその不安を知らなくても、できることがあります。それは積極的に人に親切な言葉を話すことです。これは難しいことではないと思います。挨拶や「ありがとうございます」や褒め言葉などで、私達は人の心に喜びや平安をもたらすことができます。自殺しようとする人が全く知らない人に明るく挨拶してもらったことだけで、自殺を考え直したという話も聞きました。

 私達の言葉が今日、誰かの人生を変えるかもしれません。知恵で真実で親切な言葉を話して、癒しと喜びを周りの人にもたらしましょう。

 聖書には私たちの日々の生活に役に立つ知恵がいっぱいあります。もっと聞きたい方はどうぞ声をかけ、もしくは教会に来てみてください。

「良識を得る者は自分自身を愛する者。

英知を保つ者は幸いを見つける。」       (箴言19:8)

この文章はいずみ教会のジョン牧師による